Inkscapeの出力したsvgに注意 ― 2007年11月15日 22時25分45秒
「セキュリティ」ってカテゴリが正しいのかは置いといて。
こないだPOSTした「Inkscapeでアクア風ボタンを作ってみる」で、作成したSVGを公開したんだけど、テキストエディタで中身をのぞいてちとびっくり。 ルート要素の「svg」に「sodipodi:docbase」って属性がくっついてて、そこに作成時のローカルディレクトリのパスが入ってるじゃない!
てなわけで、差し替えました。あー、びっくり。
まぁ、これ覗かれたからって、即なんか危ないわけじゃないんだけど、Inkscapeで作成したファイルを配布するときはご注意を。不要にローカルの情報を外部に出す必要ないしね。
なんか出力を抑制するオプションがあるのかしらん。
完全にカブっとるがな! ― 2007年11月15日 22時55分25秒
「Inkscapeでアクア風ボタンを作ってみる」、こちらの記事と完全にカブってますがな!!
FFFさんのほうが「レイヤー効果」代わりの処理を細かくやってるし、説明もdara-jより丁寧なので、こちらを参考にしたほうがよいかも。
どっからどうみてもほぼ同じ手順。しかも半年近く前の記事だし。まるで自分がパクったみたいでかなりヘコむ。
パクってないよなぁ > 俺。
Crayon Physicsが面白すぎる ― 2007年11月18日 04時22分14秒
珍しく動画を貼り付けてみる。
これは、「Crayon Physics Deluxe」というゲームのプレイ風景で、先日tumblrで誰かが見つけてきたのだが、非常に面白い。
ゲームの内容は動画を見てもらうのが一番早いのだが、一言でいうなら「ピタゴラ装置を手書きで作成」ってとこだろうか。
動画の「Deluxe」のほうはまだ開発中らしくリリースはされていないのだが、このゲームの前身である「Crayon Physics - Release 1」はこちらのページからダウンロードでき、このゲームの「自分で描いたものがそこに出現し、世界に影響を与える」という不思議な面白さは味わえると思うので、ぜひ試してみて欲しい。
プレイしてみようと思った人へ:YouTubeには、Release 1のほうのプレイ動画がいくつかアップされているが、それらを見るのは一通りプレイし終わってからのほうが良いと思います。先に見るとコツがわかっちゃうので、面白み半減。
ピタゴラ風ゲームといえば ― 2007年11月18日 04時48分30秒
続けざまにゲームの話題。めずらしいこともあるもんだ。
先のエントリを書いていて思い出したのだが、インクレディブル・マシーンというゲームをご存知だろうか?
90年代前半に販売されていた海外製のPCゲームで、これこそまさしく「ピタゴラ装置」というゲームだ。(元の発想はおそらく同じ「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」だろうから当然といえば当然か)
鉄球やテニスボール、ベルトコンベアなどを並べて与えられたミッションをこなすパズルゲームなのだが、利用できるパーツは単なる無機物だけではなく、猫や金魚、ねずみの生き物もおり、これらも独特の機能(?)を持っている。
例えばケージに入ったねずみがおり、ケージに刺激を与えるとねずみが回し車を回す。その回転をベルトで取り出して発電機の動力にできる、といった具合だ。
与えられたパーツは大体想像した通りの動きをしてくれるので、ねずみの回し車を発電機の動力にしてランプを点灯させ、その光を虫眼鏡で集光してロケットに点火、などと、実際に実現しようとすると大掛かり(かつ非現実的)な連鎖を手軽に構築させることができ、たとえパズルが解けなくても非常に楽しめる。
最初の発売から十数年経過した今でも熱心なファンが日本にもいるらしく、ファンサイトまである。
このファンサイトではゲームの入手方法の説明があり、そちらから「試食版」のダウンロードができるので、興味のある方は試してみてはいかがだろうか。Open Komodoがどうにも使えない件 ― 2007年11月22日 22時52分43秒
こんなニュース見つけたんすけど
昨日のマイコミジャーナルでこんなニュースを見かけた。
米ActiveStateは米国時間の20日、オープンソースの統合開発環境「Open Komodo 1.0 Alpha 1」をリリースした。対象プラットフォームはWindowsとLinux、Mac OS Xの3種、ライセンスにはMozilla Public Licenseが適用される。記事によると、元々は開発元のActiveStateの製品「Komodo IDE」の機能縮小版「Komodo Edit」という無償のエディタ/IDEがあり、それを今回オープンソース化したらしい。
個人的にはマルチプラットフォームはかなりどうでもいいのだが、
スクリプト言語の編集に強みを持ち、PerlやJavaScript、PythonやRubyなど多数の言語をサポートする。とか(まぁ、イマドキのIDEなら当然だけど)、
Mozilla Frameworkベースで開発され、XPIプラグインによる拡張性を備えるほか、ってのは魅力じゃない。なので早速試してみることに。
ダウンロード → インストール
マイコミに示されてるリンク先の公式ページへ行き、バナー下のメニューから「Downloads」でダウンロードページへ。
Linux/MacOS X-PPC/MacOS X-x86とならんでWindows向けのmsiがあるのでダウンロード。サイズは26Mちょっとと、少し大きい。
んで、インストールそのものは大して迷うモンじゃないのでそのまま進める。インストール完了ページで「早速起動するか?」とあるので起動してみる。
蟻地獄の開始
んが、早速エラー。なんか、「The plug-in performed an illegal operation.」とか言ってきやがる。無視して進めると起動が進み、メインウィンドウの上に「Code Intelligence」やらいうダイアログがかぶさってなんかやろうとしている。多分自動補間向けの辞書作成だろうな。
これが待てど暮らせど終わらない。つか、windowがリフレッシュされない。CPUもディスクIOもほとんど消費していないのでデッドロックくさい。おいおい。
仕方ないのでプロセスを強制終了して、もう一度起動、またも「The plug-in performed...」と出るが、とりあえず無視。
今度は辞書作成がうまくいって、スタートページが表示された。よし。
スタートページ中に「Open Sample Project」のリンクがあるのでクリックしてみると、ウィンドウ左側にプロジェクトツリーが表示され、.plやら.jsやら.phpやら.pyやらがぶら下がっている。
ためしに「html_sample.html」をダブルクリックしてみると、例のエラーがまた出た上、「Komodo was unable to open the file」なんてエラーメッセージが表示され、ファイルが開けない。他のファイルも試してみるがやはり開けない。ワケがわからん。
その後、アンインストール→再インストールや、「Python入ってないとダメかしらん」と思ってインストールしてみたりといろいろ試したが一向に状況が変わらない。なんだよ、ソレ。いくらAlphaでもファイル開けないってのはないんじゃない!?
プラグイン判明
起動時に必ずでるエラーをよくよく見直してみると、プラグインがどうにゃらってメッセージなので、なんのプラグインかはわからんけどプラグインディレクトリを探してみることに。
インストールディレクトリ以下の lib\mozillaに「pluginis」があるので中を覗いてみると、「npnul32.dll」と「npscimoz.dll」の2つがあった。
まず「npnul32.dll」を別ディレクトリに移動して起動 → 状況変わらず。
次に「npscimoz.dll」を同様に移動 → エラーでない。ってことで、このプラグインが原因らしい。
しかし解決ならず
ただ、ファイル名がちと気になって調べてみたら、これどうやらScintilla(高機能なオープンソースのテキストエディタコンポーネント。Notepad++なんかにも使われてる)をくるんだヤツらしく、要するにこのIDEのエディタ機能のコアってわけ。
このプラグインはずすと、それこそソース編集なんざできないんじゃない?と思いつつファイル開いてみると、やっぱりファイル開けないし。
とりあえず
なんにせよ、あまりにも情報が少なすぎる。日本語のWindowsで動作した実績あるのかはなはだしく疑問(マイコミのスクリーンショットはMacOS Xだし)。まぁ、当面バージョンアップ待ちかな。つか、フリーならKomodo Editでもいいような気が。
オマケ情報
プラグインどうにゃらエラーは、[Edit] - [Preferences]の「Fonts and Colors」を選択した瞬間にもがっつり表示される。フォントがらみくさいな。こんな情報もあるし。
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