TP4TABLE.DAT ― 2007年06月26日 01時21分29秒
トラックポイント好き。
以前のエントリで触れたが、dara-jはThinkPad X22を使っているので、いきおいポインティングデバイスはトラックポイントになる。
センターボタンによるスクロールが大変便利(除:ドリフト現象)なのだが、未対応のアプリケーションでスクロールできないとがっかり感がかなり高い。
で、以前は「けっ、トラックポイント様に対応してねーアプリなんざ、使わなねーよ」とか思っていたが、OperaやらiTunesやらでなんとかならんかと内心悩んでいた。
で、2~3ヶ月前にどうやって検索したか忘れたが(多分「Opera」「トラックポイント」あたり)、トラックポイントの設定ファイル「TP4TABLE.DAT」というのがあって、そこに対応させるアプリケーションの設定を書き込めば晴れてトラックポイント対応になるという情報を得た。
で、本題
長い前フリだったが、このブログの「あわせて読みたい」に今日リストされていたせうの日記さんを見させていただいたら、こんなエントリがあった。
tp4table.datの詳しい編集方法も載っているが、なにより画期的だと思ったのが設定の反映方法。
設定ファイル編集後、トラックポイントのドライバプロセスに反映させるのに、dara-jはいままでわざわざログオフしていたのだが、せうの日記さんでは以下の方法を提案しておられた。
次に、起動したタスクマネージャの「プロセス」タブを開いて、その中にある"tp4serv.exe"を強制終了させます。↓
そして、スタートメニューからか、Windows + Rキーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを出して(※)、"tp4serv"と入力してEnterキーを押すと、TrackPointサービスが再起動します。がーん、これならだらだらとログオフするの待たなくていいじゃん!! まさしく目からウロコ!!
てな具合で
「あわせて読みたい」はなかなか面白いところへ連れて行ってくれるなぁ、と。
こんな人様の記事紹介に終始しちゃなんなので、関連のコネタをば。
普通にOperaインストールしてればプロセスのイメージ名は「Opera.exe」で問題ないのだが、Opera@USB(USB版)の場合は起動用の実行ファイル「operausb.exe」になるのかと思えばさにあらず、以下のように実行ファイル名を指定する必要がある。
- OperaUSB 8.54 → opera.efe
- Opera@USB 9.x → Op.com
なので、tp4table.datの設定は以下のようになる。
; Opera Browser *,*,opera.exe,*,*,*,WheelStd,0,9 ; Opera USB 8.54 *,*,opera.efe,*,*,*,WheelStd,0,9 ; Opera@USB 9.2x *,*,Op.com,*,*,*,WheelStd,0,9ま、こんなんタスクマネージャ確認すればすぐわかるんだけどね。
おまけ
これもtp4table.dat関連でぐぐればすぐにわかる話なのだが、以外意外に便利になるのがVNCViewerとか、Windows ターミナルクライアントとかのリモート操作クライアントだ。
tp4table.datの設定で、マウスホイールのエミュレーションになるようで、リモート画面越しにセンターボタンスクロールさせられるようになるので、ちょっと操作にコツがいるがシームレスにリモート操作ができるようになり、個人的には職場などで長方している。これらはプロセスイメージ名になんのひねりもないので簡単に設定できるだろうから、ぜひお試しあれ。
コメント
_ せう ― 2007年06月26日 01時45分18秒
_ dara-j ― 2007年06月26日 02時40分06秒
ともかくタスクのみ再起動ってのは、不思議なくらい浮かばなかったので、大変参考になりました。ありがとうございました。
>管理者権限で実行中のアプリではTrackPointスクロールが無効になる件をどうにかして解決するべく研究を始めました。
なるほどー、そういった事情もあったんですね。
>やっぱり、何でも「実験」が大切ですね。
とりあえずやってみる、ってのは大事だと思いますよ?まれにorzなときもありますが...
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実はTP4SERV.EXEの件は、「もしかしたら、これだけ再起動することも出来るんじゃないか?」という予感がして、実際に試してみたら出来たので、掲載した次第です。
あと、Vista使いとして、管理者権限で実行中のアプリではTrackPointスクロールが無効になる件をどうにかして解決するべく研究を始めました。
やっぱり、何でも「実験」が大切ですね。怖いですけど...