謎のLearning PC2009年04月20日 04時01分40秒

久しぶりにアキバにいってきた。

目的の買い物を済ませた後、ふとイオシスによったら、なんか胡散臭いヤツが目に入った。「Highne2008 7インチ液晶搭載 learning PC」とかいうの。

ちょうどネットブックなサイズで価格がなんと「\15,999」、新品である。

POPを見るとOSはオリジナルLinuxらしいのだが、展示してあるやつはやけにファンシーな似非XP風のデスクトップで、「EXCEL」とか「WORD」とか、ヤバげなアイコンが並んでる。 「インターネット」(英語つづりだったかも)アイコンはモロIE.だし。

ちなみに主要なスペックはこんな感じ。

  • CPU → Xscale_416MHz
  • メモリ → 64MB
  • HDD → 1GB
  • モニタ → 480 x 234・7インチTFT
メモリ64MB、HDD1GBって、まるでPDA。CPUがXscaleだし。容量からして、HDDじゃなくて内蔵フラッシュメモリな予感。

しかしUSB 1.1・無線LANなして。どうしろと。

胡散くさすぎて、ぐらぐらきていたのだが、いまのとこ別にモバイル用途があるわけでなしスルーして帰宅。でも、なんとなく気になって調べてみたらどうやら台湾のCarapelli社とかいうところの「NPX-9000」っぽい。

この記事見て、さらにげんなり来たのが、これ。

ワードプロセッサーは.rtfで、表計算は.csvで保存し、OpenOffice.orgやMicrosoft Office形式のほとんどのファイルは開けない。

RTFとCSVすか。これを「EXCEL」とか「WORD」とか言っちゃうんだ。すげーな。

自分でソフトをインストールしたりとかもできないみたいだし、気の迷いで買わなくてよかった。

しかし、Carapelli社のWebサイトにNPX-9000の情報載ってないな。なんでだろ。